COLUMNコラム
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【解決事例】当事務所が解決した離婚トラブル(匿名事例3選)
離婚 2026.07.29.

Dさん

横田

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横田

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横田

事例1|激しく対立した親権争い
最初にご紹介するのは、子どもをめぐって親権で激しく対立したケースです。
ご相談に来られたのは、未就学のお子さんを育てる方でした。離婚の方向では話がまとまりつつあったものの、そのお子さんをどちらが育てるかという親権の問題で、両親が真っ向から対立していました。
双方とも「自分が育てる」と一歩も譲らず、話し合いのたびに感情的な非難の応酬になり、収拾がつかない状態でした。
このような場面で陥りがちなのが、相手の落ち度をいかに責めるかという発想です。
「相手は親として不適格だ」と互いに攻撃し合う構図になりやすいのですが、それでは対立が深まるばかりで、かえって解決から遠ざかってしまいます。
当事務所では、まずお子さんの生活状況や、日々の養育の実態を丁寧に整理することから始めました。
誰が中心になって食事や送り迎え、寝かしつけといった日常の世話をしてきたのか、お子さんにとってどの環境が安定するのか。感情的な非難ではなく、「子にとって何が安定か」という軸で、依頼者の主張を組み立てていきました。
同時に意識したのが、相手方の不安を和らげることです。
親権争いがこじれる背景には、「親権を失えば子どもと会えなくなる」という相手側の不安があることが少なくありません。そこで、離婚後も相手方とお子さんが継続的に交流できるよう、面会交流の具体的な枠組みを提案しました。
その結果、最終的に依頼者がお子さんの親権者となり、もう一方の親とも継続的に交流していく形で折り合いがつきました。
子の安定を軸に据え、相手の不安にも配慮したことが、合意につながった事例です。


事例2|養育費の不払いを回収したケース
二つめは、取り決めたはずの養育費が支払われなくなったケースです。
ご相談に来られたのは、離婚の際に養育費を取り決めていたものの、相手からの支払いが途中から滞り、生活が立ち行かなくなった方でした。子どもを育てながら、当てにしていた養育費が入ってこない。家計は日に日に苦しくなり、追い詰められた状態でのご相談でした。
問題だったのは、その取り決めが口約束に近い、曖昧な形だったことです。
きちんとした書面や、強制執行ができる形での取り決めがなかったため、一見すると回収は難しいように思われました。実際、養育費の不払いは、取り決めの形が不十分だと回収のハードルが高くなります。
そこで当事務所では、まず過去のやり取りを丁寧に掘り起こし、証拠として整理することに取り組みました。どのような約束がなされていたのかを、残されたやり取りなどから裏づけていったのです。
あわせて、相手方の勤務先を把握しました。給与を差し押さえるには、相手がどこで働いているかを特定する必要があるからです。
これらの準備を整えたうえで、給与の差押えに踏み切りました。その結果、滞納していた分を回収し、その後の支払いも継続させることができました。途中であきらめていれば、お子さんのための養育費は失われたままだったでしょう。
この事例は、取り決めを実行力のある形で残しておくことの重要性も示しています。最初から強制執行できる形で取り決めをしておけば、回収はよりスムーズに進みます。
すでに不払いが起きてしまった後でも、適切に手を打てば回収の道はあるということを、知っておいていただきたい事例です。



事例3|隠し財産を見つけ出した財産分与
三つめは、財産分与で相手が「財産はない」と主張したケースです。
ご相談に来られた方の配偶者は、離婚の話し合いの中で「財産はほとんどない」と繰り返し主張していました。提示された分与の額も、ごくわずかなものでした。しかし、依頼者の話を聞いていると、相手方の生活実態と、その説明がどうも食い違っているのです。それなりの収入があり、生活水準も低くないのに、財産がほとんどないというのは不自然でした。
そこで当事務所では、相手方の財産について調査を進めることにしました。預貯金や保険の動き、不動産の名義など、手がかりとなる情報を丁寧にたどっていったのです。財産の調査は、当事者だけではなかなか踏み込めない領域です。相手が隠そうとしている財産を、外から探り当てるのは容易ではありません。
調査を進めた結果、相手方が申告していなかった資産の存在を明らかにすることができました。「財産はない」という主張は、事実と異なっていたのです。
この事実を踏まえて交渉を進めた結果、当初提示されていた金額を大きく上回る分与を実現しました。もし依頼者が相手の言葉をそのまま信じ、最初の提示額で合意してしまっていたら、本来受け取れるはずだった財産を大きく取りこぼしていたことになります。
財産分与の場面では、相手が財産を少なく見せようとすることが、残念ながら起こり得ます。
「財産はない」という相手の主張を鵜呑みにせず、実態に踏み込んで調べることこそ、弁護士が力を発揮する場面です。当事者だけでは踏み込みにくい財産調査を通じて、隠れていた財産を明らかにできた事例です。


三つの事例に共通すること
ここまで、親権争い、養育費の不払い、隠し財産という三つの事例を見てきました。テーマはそれぞれ異なりますが、いずれにも共通している大切な点があります。
それは、早い段階で適切な手を打てば、結果が変わり得るということです。
事例1では、対立が泥沼化する前に、子の安定を軸とした主張と、相手の不安への配慮という方針を立てられたことが、合意につながりました。
事例2では、不払いが起きてしまった後でも、証拠を整理し、勤務先を把握して差押えに踏み切ったことで、回収を実現できました。
事例3では、相手の言葉を鵜呑みにせず調査に踏み込んだことで、本来受け取れる財産を確保できました。
逆に言えば、これらの場面で何もせず時間が経ってしまえば、結果は大きく違っていたかもしれません。対立はさらにこじれ、不払いは回収不能になり、隠し財産は隠されたまま、ということも十分にあり得たのです。
もちろん、ここで紹介した事例は、内容を匿名化・脚色したものであり、すべてのケースで同じ結果が得られると保証するものではありません。
離婚は一件ごとに事情が異なり、解決の道筋もさまざまです。それでも、適切なタイミングで、適切な方針のもとに動くことが、結果を大きく左右するという点は、多くの事案に共通しています。
当事務所では、ご相談の段階で、見通しと選択肢を率直にお伝えすることを大切にしています。
「もう手遅れではないか」「相手が強硬だからどうにもならない」と感じていても、整理してみれば打てる手が見つかることは少なくありません。
当事務所は福井県大野市にありますが、全国どこからのご相談にも対応しています。今まさに似た状況で悩んでいる方は、一人で抱え込まず、まずは相談という形で状況を整理することから始めてみてください。




まとめ
ここでは、親権争い、養育費の不払い、隠し財産という三つの解決事例を、匿名化・脚色のうえで紹介しました。
子の安定を軸とした主張、証拠整理と差押えによる養育費回収、調査による隠し財産の発見と、いずれも早い段階で適切な手を打つことで結果が変わり得ることを示すものです。
ケースごとに事情は異なりますが、適切なタイミングで動くことの大切さは共通しています。


Dさん

横田

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